

私たちの施設から少し離れた所に「みんなのアリーナ」が建設中です。
「みんなのアリーナ」はスポーツ観戦やさまざまなイベントの開催、日常的にも利用できる空間として、カフェなど食事が楽しめる場所もあり、誰もが自由に過ごすことができるそうです。
そんなアリーナの工事現場に大きな建設機械や工事車両が入ってくると、施設からも見えて、ご入居者様の楽しみの1つになっています。
ある日、よく廊下をお散歩されるA様が、仲のいいN様に「ちょっと向こうまで行かない?すごいものが見えるよ」とお誘い。
N様は普段廊下の端までは行ったことがないため「ちょっとドキドキするね」と言いながらも嬉しそうにされ、ふたりでペースを合わせながら、ゆっくり歩かれました。
窓から工事車両を見て「すごいなー」「何ができるのかな?」と、アリーナができることをお伝えすると「ワクワクするね」「それまで長生きしなくちゃ」「こりゃ大変だー」と大笑い。
お二人の優しい時間にお供できて、幸せな気持ちをいただきました。

ご入居者様の想いが形となり、動き出しました。
時はさかのぼり、4月29日 昭和の日
「昭和生まれ、昭和育ち」
誰かがなにげなく発した言葉から「なんかかっこいいね」「歌がつくれそう」
「おもしろそうだね」「歌を作ったらみんなで歌いたい」
みなさんが歌を作ることに積極的で、楽しそうに話しをされていました。
その時の会話をメモし、「いい感じにかっこよくしてください」と投げた先は施設長。
急なお願いにも関わらず、すぐに作曲を開始され、数分後にはある程度のメロディーが完成!
その日から少しずつ職員が集まり、楽器の演奏や歌の練習を重ねています。
中間発表会を開いた際には、たくさんのご入居者様と職員が集まり、盛り上がりました。
“歌を作りたい”とお話しされていた方からは「大成功ですね」「嬉しくて涙が出る」「本当にありがとう」
と温かいお言葉をいただき、普段の何気ない会話やご入居者様の想いを、日々大切にしていこうと改めて
感じる機会となりました。
この歌をグレイシャスビラ安城のオリジナルソングとして、大切に歌い続けたいと思います。

朝から、たくさんのワクワクした顔が見られました。
「昭和生まれ、昭和育ち」
誰かがなにげなく発した言葉から「なんかかっこいいね」
とあちらこちらで話しが膨らむ。
「長生きしすぎたんよぉ」
「でも楽しかったよね、大変な時もあったけど」
思い出ばなしに花が咲きました。
「あなたも昭和生まれ?」「そう、大正じゃないよ」
「一緒だね」と大笑い、楽しい朝食の時間でした。
午後は《昭和の日を楽しもう》というわけで
黒ひげ危機一髪(禰豆子ちゃんバージョン)、ドミノ
サッカーボードゲームで職員も一緒に大盛り上がり。
黒ひげ危機一髪は ‶飛び出したら勝ち″ だったなんて知らず、みんなドキドキしながら剣を握り。
ドミノは「倒してもいいから、やってみよ」と声をかけあい協力する様子が見られ、ほっこり。
サッカーボードゲームでは、ご入居者様も職員も真剣勝負。男性ご入居者様に職員は誰も勝てず、レジェンド誕生。
それぞれたくさん笑い、楽しい時間を過ごしました。